navras’s

サンスクリット語でnavaは9、rasaは感情。

無常

安らぎを感じるひとときの愛おしい感覚

 

感じたその瞬間に

引き戻される

 

その感覚に満たされた瞬間

それは終わる

 

認識された途端

泡と消える

 

出逢った瞬間に、別れを予感し

喜びより先に、憂いが湧き出る

 

常に同じで在ることは無いのだから

それを判断せずに、ここに在りたいと

憂いのなか、ふと足許をみる

 

(mc)

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