波打ち際で耳を澄ます。 聞こえてくるのはなに? 夕日が海岸線の丘陵の向こう側に沈む 訪れるものと去りゆくものは誰? 刻一刻と闇に包まれるけれども 波の音は穏やかに、一定のリズムを 私の身体と皮膚と、網膜に刻む 時は流れ、周りは変わっていくけど 波…
草の揺れる先の 地平の向こう 登る陽を ひたいに浴びて 静けさとともに待つ その陽が別の彼方に沈むのを ぼんやり眺めながら こころの奥の哀しみのカケラ いつになれば ひとりで幸福を感じられるだろう (mc)
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